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伊那接客業者防犯協会 600店舗へ啓発ステッカー配布

未成年者への飲酒提供防止へ

伊那接客業者防犯協会 600店舗へ啓発ステッカー配布

 旧伊那市の飲食店組合など6団体でつくる伊那接客業者防犯協会(鈴木一比古会長)は22日から、飲食店での未成年者への飲酒提供を防ぐための啓発ステッカーを、同協会の加盟約600店舗へ配り始めた。
 伊那署管内の伊那市高遠町の飲食店で本年2月、店員が17歳の少年らに飲酒をすすめた違反行為を重く受け止め、啓発ステッカーを作成した。これまで飲酒運転追放などを呼び掛けるステッカー配布はしたが、未成年の飲酒に関しては初めて。
 ステッカーは黄色地の厚紙に、黒文字で「飲酒は20歳以上(法令)」と記され、左側下段に同協会名と「伊那警察署」と書いてある。大きさは縦27・2センチ、横9・8センチ。
 鈴木会長は「組合員の店で同様の事件が発生しないよう、健全な経営をしっかりしてもらいたい」と話す。
 協会内6団体の組合長らを通じ、1週間以内に各店舗へ配布し、店内の見える場所へ掲示する予定となっている。

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