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南箕輪村保育料2・8%~6・3%引き下げ 保育料審議会が答申

 南箕輪村保育料審議会(堀深志委員長)は26日夜、唐木一直村長の諮問を受け、階層や年齢によって2・8%から6・3%引き下げる村長が示した改正案通りの答申をした。村は05年度に一律5%引き下げているが、06年度も引き続き、7月1日から引き下げをする。
 村長は、「一層の子育て支援発展、充実のため、税の階層の低い世帯を重点に引き下げをお願いする」と諮問。審議会は、保育料について村の説明を受け慎重審議した。
 村保育料は、階層が10区分。改正では、市町村民税非課税世帯、均等割のみの世帯、所得割の額のある世帯、所得税課税世帯で所得税額が3万円未満、3万円以上7万2千円未満の計5区分は、5・6%縲・・3%、所得税額が7万2千円以上の4区分は2・8%縲・・2%引き下げる。
 引き下げにより保育料は年間約350万円の減額。村は、「350万円は村財政の中で影響なくできる。他事業へのしわ寄せはない」としている。
 審議会では、「保育料を引き下げれば子育て支援か、という点もある。出産費用をいくらか助けられれば違うのでは」「長時間保育料も検討を」などの意見があった。
 答申を受け村長は、「子育ては大変大きな問題。子育てしやすい、子どもを産みやすい環境作りが大切。ほかの子育て支援も検討し最重点施策として取り組みたい」と述べた。

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