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子どもサポートものづくりの会発足へ

子どもサポートものづくりの会発足へ

 不登校やひきこもりの青少年の支援活動に取り組む「上伊那子どもサポートセンター」は7月、「子どもサポートものづくりの会」を発足させる。手芸や工作の作品などを制作し、販売までを自身で行うことを通して、ものづくりの楽しさ、人と出会う喜びなどを子どもたちに体験してもらう取り組み。将来的には職業体験、ものづくり体験の場として確立することを目指す。
 センターを利用する子どもには、ものづくりやイラストを描くことが好きな子も多く、人とかかわるきっかけになれば竏窒ニ、企画。当面は、ふれあい広場への出店を目指し、月1回で活動していく。子どもたちには、草木染め、手芸など、希望するものを自由に制作してもらう。
 代表の出嶋好子さんは「子どもたちを引き出せるものづくりにしていきたい」と話す。
 同会の活動は、子どもサポートセンターを自立的に運営していくための一翼も担っており、必要経費を除く販売収益をセンターの運営費としていく。センターは昨年度まで、県の「不登校対策支援事業子どもサポートプラン」に位置付けられ、一定の補助金を受けていた。しかし本年度からは、県の事業が終了したことに伴い助成が打ち切られ、独立採算での運営を迫られている。活動への参加は無料。
 第1回は7月26日の午後1時半から。日影にある「フリースペース」で開く。
 問い合わせは(TEL72・8975)出嶋さんへ。

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