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2311/(土)

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伊那消防署で高規格救急自動車の入魂式

老朽化にともない更新

伊那消防署で高規格救急自動車の入魂式

 伊那消防署で2日、高規格救急自動車の入魂式があった。小坂樫男伊那消防組合長をはじめ、署員らが出席し、安全を祈願した。
 1993年に同消防署で初めて購入した高規格救急車の老朽化にともなう更新。
 小坂同組合長は「はしご車の横転事故もあったので、交通事故には十分気を付け、地域住民の安全のためにも、有効に使われることを願う」とあいさつした。
 同車両の購入価格は、2814万円で、全長5・61メートル、全高2・48メートル、全幅1・8メートル、総重量3055キロ。以前のものと比べると、盗難防止装置が強化され、エンジン起動中でもドアロックができるなどの特徴があり、車輪は4輪操舵システムで、従来より小回りが利く。
 また、災害時には緊急消防援助隊として出動する。
 伊那消防署管内の昨年度の救急出動件数は2560件で、前年と比べると217件増、搬送人員は2491人で、147人増。救急事故種別の出動件数では急病、交通事故、一般負傷の順で多い。

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