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ツバメの巣立ち

 伊那市東春近の川上雅喜さん(70)宅では今年、家の中にツバメが巣を作った=写真。約2カ月間、ヒナを見守ってきた川上さん家族は、親同様の心境でヒナの巣立ちを見守っている。
 ツバメは、5月の連休ころから2階天井の一画に巣を作り始めた。川上さんは「1983年に家を建てて以来、こんなことは初めて。妻は鳥の声のする置物につられて入ってきたんじゃないかっていうんです」と話す。

ツバメの巣立ち

ツバメが子育てをしている期間は、2階の窓の一部を開け放し、出入りは自由にできるようにした。朝は日が昇るとすぐにエサ探しに出かけ、夕方の5時過ぎになると2羽とも家の中に戻り、メスが巣のもとで、オスが別の電球の上に泊まって睡眠をとるという。
 ヒナは大分大きくなっており、7月始めには巣立つことを予想している。
 川上さんは「家の中で一緒に暮らしてきたから、かわいくてしょうがない。来年戻ってくるのを楽しみにしたい」と話していた。

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