美篶笠原でホタル祭り
来年以降の・ス乱舞・ス期待して
伊那市美篶の笠原区で25日夜、第13回ホタル祭りがあり、区民約150人が飲食や演芸を楽しみ、夜空に舞うホタルを観賞した。
笠原ふれあい交流センターでの演芸会は、区内の小学生が元気よく自己紹介をして健全に育っている姿を地域住民にみせ、区民が剣舞や舞踊、笠踊り、手話ダンスなど8演目を披露。子どもから高齢者まで住民同士で親ぼくを深めてにぎわった。
同区はホタルが生息する自然を守ろうと地域住民が立ち上がり、美篶土地改良区による農業用水の改修工事に伴い、昨年度までに延長約200メートルの水路を整備。さらに、05年度から2年連続で、県のコモンズ支援金事業に採択を受け、水路斜面への芝張り、カエデやヤナギなどの樹木を植栽して、よりよい環境に整えた。
ホタル水路は工事などが終わって間もないことから現在は数匹程度だが、来年以降に無数のホタルが乱舞することに区民の間で期待が高まっているという。