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【目指せ!甲子園】箕輪工業チーム紹介

芽生えた競争意識、成長した守備で盛り立てる

【目指せ!甲子園】箕輪工業チーム紹介

 1年生が10人加わったことにより選手層の厚みが増し、競争意識が芽生えた。チーム打率が低いだけに点差が開くと盛り返しに期待は薄いが、成長した守備でロースコアの試合展開に持ち込みたい。
 守備は投手陣の継投策で試合を組み立てる。投手5人のうち、いずれも右上手投げの3年山川、平澤、1年倉田のなかから好調な選手を先発で起用する。
 山川は力強い直球と縦の変化球を投げ分けて打たせて取る。波があり、安定感に難。平澤は持ち前の2種類の変化球を上手く使い分けたいが、現在調子を落とし、大会までに本来の調子を取り戻せそうにない。1年ながらマウンドに立つ倉田は配球もよく安定。「マウンドさばきがいい」と監督も評価するが、経験のなさがどう響くか。
 「ひどい失策がなくなった」とする守備は遊撃の矢野を中心に、捕手、二塁、中堅の中央を3年生で固めて下級生を引っ張る。「プレーに早さがほしい」とやや不安を募らせる両翼は気を引き締めて臨みたい。
 打線は、中距離打者だが長打の期待も大きい矢野と小島を中軸に置く。比較的上位から下位まで打力はないが「四死球や失策を引き出せる嫌らしさ」(鈴木監督)を備えて打席に臨み、確実に得点に結びつけたいところ。
 ◆小島剛主将
 相手のミスを誘ってものにできる攻撃、確実性のある守備を試合で出したい。先制していい流れをつくれれば…。チームを信じ、甲子園出場を目指して頑張るだけ。

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