入笠牧場を体験しよう
牛と触れ合って畜産を身近に感じて
普段あまりなじみのない畜産を身近に感じてもらおう窶狽ニ3日、高遠町の入笠牧場で、放牧中の牛を観察したり触れたりする体験イベントが、入笠牧場であった。
県の主催。小学校高学年の児童を対象に諏訪地区、上伊那地区合同で3回目。今年は約20人が参加。子どもたちは牛の衛生検査を見学し、そのようすを写生した。
上伊那農業高校の生徒たちによる青空教室もあった。上農の生徒は、牛の食性や肉用牛と乳用牛の違いなどを分かりやすく説明。「牛は人間が消化できない麦やワラを消化して、ミルクや肉など、人間が食べられるものに変えてくれる。そのため、人間と牛は案外古くからつながりがある」と話し、子どもたちは真剣に聞いた。
初めて牛に触れるという子どももいて「温かい」と、実感していた。