ソースかつ丼会が総会
ソースかつ丼の本場、駒ケ根づくり
駒ケ根ソースかつ丼会(下平勇会長、43店)の06年度総会が26日、商工会館であった=写真。
伊那市がソースかつ丼の元祖の名乗りを上げてから初めての総会に約20人の会員が出席した。
下平会長は「92年、食による町起しとして、会が発足し、以来、13年間PRに努め、駒ケ根といえばソースかつ丼の町として全国に知られるようになった。ソースかつ丼の本場は駒ケ根、本当においしいかつ丼は本場、駒ケ根ソースかつ丼と、認知されるように努力したい」と、伊那市を意識し「歴史」と「本場」を強調した。
06年度事業は、基本方針に「元祖論争により、今までの努力や成果が失われないように、力強く本場づくりに取り組み、お客様に喜んでいただける『ソースかつ丼の本場駒ケ根』づくりの推進」-を掲げ、具体的事業に▽のぼり旗の作成▽ソースかつ丼旨みソースの販売▽看大新入生へのかつ丼無料券-など広告宣伝活動、「駒ケ根名物ソースかつ丼」商標申請、地域ブランド取得に向けた検討委員会の設置-などを掲げた。
議事終了後、伊那市が元祖の名乗りを上げたことについて、下平会長は「本場として、刺激になった。一層気を引き締め、会員が一丸となって、お客様に喜んでもらえる本場づくりにまい進したい」と冷静に受け止める。