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南箕輪村森林セラピー協議会発足

南箕輪村森林セラピー協議会発足

 南箕輪村の信州大芝高原「みんなの森」が林野庁などで構成する森林セラピー実行委員会からセラピーロードに認定されたことを受け、村は3日夜、森林セラピーのメニュー作りなどに取り組む森林セラピー協議会を発足した。第1回会議を役場で開き委員を委嘱。森林セラピーの内容を紹介し、今後の予定などを協議した。
 森林の持ついやし効果の解明や健康増進に向けた森林の活用などを研究する森林セラピー実行委員会が、全国10カ所(セラピー基地6カ所、セラピーロード4カ所)を認定。4月に認定発表があり、6月27日に認定証・盾授与式が東京であった。認定は2年間。07年4月1日が全国一斉森林セラピー基地・ロードのグランドオープンで、06年度中は準備期間となる。
 村は、大芝高原の森を総合的に活用した健康づくりを推進し、村民らの健康増進をはじめ、森林セラピーの役割や重要性の理解を促進し、観光振興にもつなげることを目的に、協議会を設置した。委員は14人。会長は大熊恵二さん(村議会経済常任委員長)、会長代理は堀正秋さん(村商工会副会長)。任期は2年。
 グランドオープンに向けメニュー作りの検討、人材育成、森林整備、看板設置の4項目を中心に準備を進める。10月29、30日には森林セラピーモニターツアーも予定する。
 協議会は主に、村の特長を生かした宿泊プラン、日帰りプランなどの具体的な森林セラピーのメニューを考える。観光、食事、運動、温泉、医療、森林など独自のメニューに盛り込む項目を検討し、実際に「みんなの森」も歩く予定。

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