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箕輪町
県職員と滞納整理へ

箕輪町<br>県職員と滞納整理へ

 箕輪町は、県が今年4月に設置した県税収納推進センターと業務協定し、県職員と町職員が協力して県町民税の滞納整理に取り組む。3日、平沢豊満町長がセンターの県職員1人に町職員の辞令を交付した。併せて、滞納整理のための税務職員交流研修で、上伊那地方事務所県税チームの職員2人にも辞令を交付した。
 県税収納推進センターは、04年度末の個人県民税滞納額が25億円に達し、県税滞納額の43%を占めることから、未収金解消のため設置。職員は、希望する市町村に協力し滞納者との交渉もする。
 町の税、使用料などを含めた滞納総額は05年度当初で約4億円。町民税は約1億円で、県民税も合わせると約1億3千万円に上る。県職員と協力した住民税の滞納整理では大口滞納者を対象にする。
 滞納整理の交流研修は2年目。地方税収の確保と徴収事務の知識の習得、技術の向上を図ることを目的に、県から2人、町から1人を互いに派遣する。
 町は、センター業務との協定や交流研修により、「県職員が一緒に滞納整理することで収納率を上げたい」としている。
 センターとの業務協定は19市町村が予定。上伊那では南箕輪村も業務協定している。

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