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第3回南信宅幼老所の集い

第3回南信宅幼老所の集い

 長野県宅老所グループホーム連絡会主催の第3回南信宅幼老所の集いが1、2日、南箕輪村の大芝荘であった。実践発表や講演などがあり、参加者は情報交換し、互いに学び合った。
 34団体の81人が参加。今回は東信、中信からの参加もあった。実践発表は、伊那市の宅幼老所もくれんの家、駒ヶ根市のこまネット「梨の木」宅老所が発表した。
 04年11月に開設したもくれんの家は、1人で立派に暮らし99歳で亡くなった利用者の例を挙げ、楽しみの入浴など本人の希望に沿うように介助してきたことなどを話し、「ほんの少し娘さんのお手伝いをしただけだが、たくさんのことを学んだ」と話した。
 こまネット梨の木は04年3月に開設。半年前に家族会を立ち上げ、家族が自分だけが苦労しているのではないということがわかり、仲間ができたことを話した。「家族を巻き込んで介護できる形にしたい」とし、「家族会に出てきてもらえない人達をどう掘り上げていくかが課題」と語った。
 講演は、矢島診療所・グループハウス「遊子舎」所長の矢島嶺さんの話を聞いた。

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