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宮田村の名水地ビール「伊勢滝の風」が7日発売

宮田村の名水地ビール「伊勢滝の風」が7日発売

 7日に発売される宮田村の名水を使った特注地ビール「伊勢滝の風」のビン詰め作業が5日、製造元の南信州ビール駒ケ岳醸造所(同村新田区)で行われた。2年目の今季も1000リットルを生産。新鮮な味わいを楽しんでほしいと、全量を1度にビン詰めせず、数回にわけて出荷する。
 村酒販店活性化委員会(細田健一会長)の企画で、加盟7店舗で販売。生樽も出荷し、村内の飲食店などでも味わえる。
 この日はタンクの中の新鮮さそのままに、初回出荷分の300リットルをビン詰め。昨年は8月末には完売しており、細田会長は「新鮮な味わいを楽しんでもらえれば」と期待を込めた。
 標高1900メートルの伊勢滝近くに湧き出る水が原料。6月に酒販店主や住民有志が現地に足を運び、協力して採水した貴重な水だ。
 硬度12度の「超軟水」をいかして、スッキリとしたのどごしが特徴。今年はさらにコクが加わり、より味わい深くなった。
 将来的には地元産の麦も使いたいと、夢は広がる。「酒販店の皆さんの努力は、私たち現場の人間にとっても励みになる。地元のメーカーとして、今後も協力していきたい」と同醸造所の竹平考輝所長は話した。
 330ミリリットル瓶1本500円。入田細田酒店、伊東酒店、正木屋本店、正木屋バイパス店、こいち、喜多屋酒店、Aコープ宮田店で取り扱う。問い合わせは入田細田酒店85・2105まで。

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