童門冬二講演会
駒ケ根市、駒ケ根商工会議所、テクノネット駒ケ根が地元企業の経営者、管理者らを対象に開く駒ケ根経営講座の06年度第1回講座が5日、駒ケ根市の駅前ビル・アルパで開かれた。会員約60人が集まり『上杉鷹山』などの著作で有名な作家童門冬二さんによる講演「歴史に学ぶ経営術」を聞いた。
童門さんは「バブル期ごろから日本的経営が軽視されてきたが、私は年功序列や終身雇用制度に基づいた日本型経営に大賛成だ」とした上で「今の時代に当てはまるような歴史上の時代はないが、あえて挙げれば下克上の戦国時代、激動の幕末・開国時代。先見力、情報力、判断力、決断力、実行力、体力をもって、自信を持って経営に当たればいい」と呼び掛けた=写真。