南箕輪村戦没者慰霊祭
南箕輪村と村社会福祉協議会による村戦没者慰霊祭が4日、村公民館であった。遺族や来賓ら約100人が参列し、戦没者に祈りをささげ、恒久平和を誓った。
唐木一直村長は、「戦争の悲惨さ、平和の尊さを語り継ぎ、二度と戦争の惨禍を繰り返さぬよう誓う」と式辞を述べた。上伊那地方事務所長、上伊那郡遺族会長、村議会議長が追悼の言葉を寄せた。
参列者は黙祷し、一人ずつ献花して深々と頭を下げた。遺族を代表して村遺族会の牛山敞司会長は、「戦争は風化してきていると言われるが、世界では悲惨なことが起きているのが現実。平和で静かな暮らしよい世界になるよう遺族もがんばってまいる」とあいさつした。