AED(自動体外式除細動器)を贈呈
昭和36年飯島中学校卒業の還暦同年会が
昭和36年(61年)に飯島中学校を卒業した還暦同年会(下平憲夫代表幹事)は3日、飯島町役場で、記念事業の余剰金で購入したAED(自動体外式除細動器、70万円相当)を贈呈した=写真。役場総務課に設置し、イベントなどで有効活用を図る。 同会は記念事業として、会員の1人、日本画家の千村俊二さんが下絵を描いた扇子「福寿草」「桜」を制作、会員に記念品として配布したほか、広く一般町民に販売。用意した「福寿草」50本、「桜」100本は完売し、余剰金が生まれた。実行委員会で協議し、役場にAEDを贈ることにした。
役場には下平代表幹事ら役員3人が訪れ「祭りなどのイベントで、有効活用してほしい」と手渡した。
高坂町長は「高価な楽器に続き、心のこもった記念品をいただいた。AEDは町内3小中学校には設置したが、住民対応まだできていない。使い方をマスターし、有効活用したい」と感謝した。
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