女子ゴルファー諸見里しのぶさん・プロ合格のお礼で高遠の弘妙寺を参拝
7月下旬にあった日本女子プロゴルフ協会のプロテストに合格した、諸見里しのぶさん(19)=沖縄県名護市出身=が3日、高遠町荊口の弘妙寺(田中勲雄住職)に参拝に訪れ、今後の飛躍を祈願した。
女子ゴルフ界で、宮里藍、横峯さくら両選手とともに注目を集める人気選手。アマチュア選手権(6月25日、北海道)で優勝を飾り、その後のプロテストで見事合格を果たした。
弘妙寺は標高1020メートル、市街地から約10キロ離れた場所にあることで、アスリートの理想である「高く遠く」の寺とされ、スポーツ選手が参拝に訪れている。諸見里選手の指導者・江連忠プロのマネージメントを務める大羽賢二さんが長谷村出身であったことを縁に、アマ選手権、プロテストを控えた6月中旬には、必勝祈願として江連プロの両親が代理で同寺を参拝。結果を出せたお礼として、今回江連プロとともに初めて訪れた。
弘妙寺は「気」の寺ともされることから、愛用のクラブに気を入れ、今後の飛躍を祈願。記念に紅葉を植樹した。
プロのデビュー戦は、9月の日本女子オープンを予定。米女子ツアーも視野に入れる諸見里選手は「世界の舞台に立てるよう、一戦一戦頑張っていきたい」と今後のプロ生活に意欲をみせていた。