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伊南バイパス飯島南区「用地単価確認書調印式」

1・1キロの基準用地単価が合意

伊南バイパス飯島南区「用地単価確認書調印式」

 国道153号伊南バイパス飯島南区1・1キロの基準用地単価が建設省中部地方整備局飯田国道事務所(関沢俊明所長)と飯島南区地権者会(大沢一郎会長、26人)の間で合意、7日、飯島町飯島の鳥居原公会所で、高坂町長を立会人に用地単価協定書に調印した=写真。
 対象地区は国道153号与田切川左岸から、県道飯島日曽利線まで1・1キロ。対象面積は4・3ヘクタール、地権者数26人。
 伊南バイパスは国道153の交通緩和、地域振興、交通安全確保を目的に、駒ケ根市赤穂-飯島町本郷地区9・2キロを建設省の直轄事業として97年事業着手した。同年10月中心杭打ち。全工区のうち駒ケ根工区は4・2キロのうち、北の原交差点から琴平町交差点までは1・2キロは都市計画道路として完成、昨年3月琴平町から市場割中通線まで1・7キロが2車線による暫定供用開始した。上穂沢橋梁工区1・3キロは07年度中の供用開始を目指し工事中。飯島町内は本郷地区0・9キロは用地買収がほぼ終了。駒ケ根工区完成後、工事着手する計画。
 調印式では地権者や町、建設省など関係者ら約50人が見守る中、関沢所長、大沢会長、高坂町長がそれぞれ協定書に押印した。
 関沢所長は「地権者会の役員、町の尽力で、早期に調印の運びになった。みなさんの要望に配慮し、移転等に関しては最善の努力をしたい」とあいさつ。
 立会人の高坂町長は「調印を機にいよいよ事業が現実味を帯びてきた。加速度的に推進されるのでは」と期待を込めた。

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