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「越百の水」を飯島の名水に

与田切公園の井戸水を観光資源に

 飯島町観光協会(会長・高坂町長)は7日、七久保の与田切公園内の中央アルプス越百山の雪解け水を汲み上げた井戸水を「越百の水」と命名。協会の正副会長がひしゃくで水を汲み、会員約30人に分け試飲した。参加者は1口飲んで「冷たくておいしい」「味がまろやか、ミネラルを感じる」と大好評、飯島の名水となることを確信した。また、この水で、コーヒーを入れたり、ご飯を炊いて、味や風味も確認した。
 町は96年、管理棟東を地下50メートル掘削し、豊富な水源を得た。沸かして飲用していたが、キャンプ場利用者から「おいしい水」との評判が立ち、生でも安心して飲めるようにと、昨年12月に水質検査を実施。その結果、硬度29度の超軟水であることが証明された。水温は14度と一定、夏は冷たく、冬温かい。同協会では町の名水として、広く愛飲されるように、駐車スペースを整備し、町内外からの利用者の便を図る。水は無料で提供する。

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