なごみ家で流しそうめん
宮田村町二区の福祉交流施設「なごみ家」で10日、恒例の流しそうめんが振る舞われ、訪れた利用者らが「夏の味」に舌鼓を打った。昼時の強い日差しが照りつける芝生の庭に集まった約20人の利用者らはそれぞれ薬味を入れたおわんを持ち、流れてくる白いそうめんをはしでさっとすくっては「冷たい」「おいしいね」などと笑顔で話しながら次々と口に運んでいた=写真。
流しそうめんはなごみ家がオープンした3年前から、夏の行事として毎年欠かさず行われてきた。そうめんの流れる仕掛けは昨年まで竹で作っていたというが、今年は金属製の材料を使って半円形に加工した。担当者によると「竹だとどうしても直線コースになっちゃうでしょ。せっかくの機会だから、みんなで丸く輪になって食べたかった」という。