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村誌を読み学ぶ会に約30人

松村隆さんの「村誌全般」、伊藤修さんの「原始時代」

村誌を読み学ぶ会に約30人

 中川村教育委員会の「村誌を読み学ぶ会」が10日夜、文化センターで開講した。
 村誌刊行の完結を機に、村誌を通じて、村の歴史、文化を学ぶ中で、村の良さを再発見し、活力ある元気な村づくりに生かそうと企画した。
 初回は約30人が参加、村誌編集委員長の松村隆さんから「村誌全般・村の歴史全体について」の話を聞き、中巻の中から「原始」を読み合わせ、編さん室学芸員の伊藤修さんの解説に耳を傾けた。
 この中で、松村さんは「中川村では旧石器時代の石器が4遺跡で発見された。旧石器時代の人がこの地にいた可能性がある」と述べ、受講生の興味をそそった。また、保元・平治の乱で活躍した片桐氏について「南信の源氏の分かれが片桐小八郎景重で大島に住み、その子、為安は鎌倉幕府により、片桐郷を安堵された」と中央とのつながりにも触れた。

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