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駒工存続を願う大集会

駒工存続を願う大集会

 県教育委員会が6月、駒ケ根工業高校を赤穂高校に統合するなどとした高校再編整備候補案を公表したことを受けて駒ケ根工業高校同窓会(三浦靖幸会長)は3日夜「駒工存続を願う大集会」を駒ケ根市文化会館で開いた。同窓会やPTAの関係者ら約100人が参加し▽再編整備候補案を白紙に戻すこと▽地域住民の声を反映した議論をすること▽各学校が積み上げてきた成果を十分に検討すること窶狽ネどを推進委員会に求める集会宣言を採択して全員で「頑張ろう」を三唱し、駒工存続に向けての決意を新たにした=写真。
 三浦会長は「この会を契機として署名活動をさらに協力に推進し、駒工存続を勝ち取ろう」とげきを飛ばした。参加者からは「上伊那の基幹産業は工業だ。地元企業を支える工業高校がなくなるのを許すことはできない」「駒工の統合・廃止は地域の弱体化にもつながる。将来のためにも独立した工業高校として残さなければならない」などの意見が相次いだ。
 駒ケ根工業高校は1942年、赤穂農商学校福岡農場として発足、61年に工業課程が新設され、64年に赤穂高から分離独立した。現在機械、電気、情報技術の3科に計約330人の生徒が学ぶ。卒業生の進路はこの10年間進学と就職はほぼ半数ずつで推移し、就職先の大半は地元の製造企業。

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