どうぞのいすスタッフ、なごみ家で講演
自分と向き合うことの大切さ伝える
隠すのではなく、自分の抱える障害と向き合いながら、一歩一歩前進していこう窶蝿ノ那市の福祉事業所「どうぞのいす」で働く小口真理子さん(19)が1日、宮田村にある障害者や高齢者のための住民参加型福祉施設"なごみ家"で講演した。
「自分と向き合うとき窶箔搓㍽ク調症はじめまして窶煤vと題した講演で、施設利用者など約30人が聞いた。
緑内障や統合失調症など、さまざまな障害を抱える小口さん。過去にはいじめを受けたこともあり、必死にそれを隠そうとしたこともあった。
しかし「どうぞのいす」との出会いが、小口さんの心境に劇的変化をもたらす。責任ある仕事の中で、信頼できる仲間や、自分のため、時には厳しくしかってくれる人と出会ったことで"人の支え"を実感し、病気をオープンにすることは決して恥ずかしいことではないことに気付いたという。
小口さんは「これまでの自分は気付いていても変わろうとしなかった。今は変わろうとする自分がいて、日々成長している」と、自身の変化を生き生きと語った。