インドネシア青年らが小学校訪問
開発途上国の将来を担う青年を日本に招いて研修や交流を行うJICA(国際協力機構)青年招聘(しょうへい)事業で来日しているインドネシアの青年ら22人は13日、駒ケ根市の赤穂東小学校(熊谷正校長)を訪れ、児童らと交流した。4・5・6年生児童が6グループに分かれ、それぞれ剣玉やビー玉遊びなどの日本の伝統文化を紹介したり、ドッジボールなどを楽しんだりしたほか、給食を各教室で一緒に食べながら互いの文化に触れ合った=写真。青年らは学校給食について「ベリーグッドアイデア。インドネシアにはない。成長期の子どもたちの栄養面で大きなメリットがあるし、配膳や片付けを皆が協力して行うのも素晴らしい教育だ」と絶賛していた。
青年らは医師、薬剤師、看護師など、保健医療に携わる専門家。18日まで駒ケ根市に滞在し、駒ケ根青年会議所の協力で市保健センター、県看護大、昭和伊南病院などを視察する。