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2511/(月)

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網の目状の地域の目で子どもを守れ!

網の目状の地域の目で子どもを守れ!

 宮田村宮田小学校PTAの呼びかけで12日夜、「子どもの安全を考える会」が同小で開かれた。地域全体で児童、生徒らを守ろうと、小中PTA、区長、防犯担当者、村、警察など約50人が出席。課題などを出しあったが「情報交換による意識の底上げで、網の目状の防犯体制を築こう」と、今後も考える会を継続的に開くことを確認した。
 宮田小、中学校の担当者が現状の安全の取り組みについて説明。
 2人以上の登下校、教職員による巡視などを強化していると話したが「地域の皆さんに頼らざるえない」と改めて協力を求めた。
 宮田村駐在所の雨宮則彦所長も「地域の活動に支えられ、村内では子どもたちが不安になる事例が最小限にとどまっている。今後も関心の目を少しでも向けて」と話した。
 宮田小PTAの小野章会長は、あいさつが交わせる地域関係が防犯につながると指摘。
 「村の大人全員が父親、母親という立場で、子どもたちに接してほしい」と続けた。
 また、危険個所の把握など含め情報共有化の大切さも意見として挙がり、村教委が呼びかけて発足した子どもの安全見守り隊との連携強化などを呼びかける声もあった。

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