夏休み小学生演劇体験スクール
こまがね演劇文化創造劇場
こまがね演劇文化創造劇場は4日、今年で9回目となる「夏休み小学生演劇体験スクール」を駒ケ根市文化会館で開講した。6日までの3日間の日程で低学年、高学年のコースに分かれて参加した計40人の児童は、講師を務める劇団昴のプロ演出家三輪えり花さんの指導により、さまざまなゲームで体を動かしたり絵を描いたりして楽しみながら、想像力を伸ばして全身で表現していた。
三輪さんが「目を閉じて、体がゆっくりと溶けていくことを表現してみて」と呼び掛けると、子どもたちはゆらゆらと動きながらだらりと床に寝転んだ。「次は卵から生まれてくる。何になったかな?」の呼び掛けには、四つんばいになってゆっくりと歩いたり腕を広げて走り回ったりしながら「あなたは誰」と互いに質問し合っては「ライオン」「チョウチョ」「カエル」などと弾けそうな笑顔で答えていた。