ピンホールカメラ教室
駒ケ根市のおもしろかっぱ館(小平容大館長)は15日、親子ピンホール写真機教室を同館で開いた。約10人の親子らが参加し、大学講師の石倉馥さんの指導でピンホールカメラ作りと現像などに挑戦した。
カメラの原理について石倉さんに「暗い箱に開けた小さな穴から光が入ると外の景色が映る」と説明を受けた参加者は早速カメラ作りに取りかかった。アルミカンを切った板に針で小さな穴を開け、内側を黒く塗ったボール箱に貼り付けるなどして完成。出来上がったカメラを持って外へ出た参加者は建物や風景など撮影したい物を決めると穴をふさいだテープをはがし、カメラを固定したまま数十秒かけて撮影=写真。暗室で現像にかかり、印画紙にネガ画像が浮かび上がると「できた」と大喜び。「次は何を撮ろうかな」とうれしそうに飛び出して行った。
教室は16日も開かれる。現像の続きを行うほか、通常のフィルムカメラでの写真撮影などを楽しむ予定。