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伊那市の合併記念式典

長野県一のまちづくりを目指す

伊那市の合併記念式典

 伊那市合併記念式典が15日、県伊那文化会館であった。友好都市や国・県関係者、区長など約1千人が出席。合併を祝い、長野県一のまちづくりに向けた発展を願った。
 式辞に立った小坂市長は、合併経過に触れ「旧3市町村の宝物を守り育て、一体感のあるまちをつくることが私に課せられた使命」とし「地方財政は厳しさを増すが、市民がまちづくりに参画し、行政が市民の負託にこたえることができれば、新市の将来像『二つのアルプスに抱かれた自然共生都市』が実現できると確信している」と支援を求めた。
 そのあと、合併功労者の総務大臣表彰5人(旧町村長・3市町村議長)、市章採用作品応募者1人をそれぞれ表彰。
 また、伊那市消防団音楽隊、伊那フィルハーモニー交響楽団と市内の伊那・東部・春富の3中学校合唱部約140人の演奏などもあり、式典に花を添えた。
 新伊那市は、伊那市・高遠町・長谷村が合併し、3月31日に発足。人口7万4千人。面積は668平方キロで、県内3番目に広い。
 ◇ ◇
 市章採用作品を応募したデザイナー伊沢亮之さん(30)=高遠町東高遠=は、式典会場のステージや入り口などで、自らデザインした市章を目にし「本当に決まったんだ」と実感した。
 7、8点を応募したが、桜の花びらをデザインしたのは採用作品のみで、一番気に入っていたという。
 「これからも市のために仕事ができたらと思う」と話した。

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