三峰川でせせらぎウォッチング
小中学生らが水生生物を調査
伊那市の第18回川シンポジウム「川再発見!せせらぎウォッチング」(実行委員会など主催)が15日、三峰川であった。小中学生ら52人が水生生物を調査。「きれいな水」を1から順に5段階で評価し、三峰川上流を「1」、下流を「3」と判定した。
「せせらぎ竏秩vは川に親しみながら環境を考えようと10年以上続く催し。
学校教諭ら5人を講師に迎え、子どもたちは水素イオン濃度(pH)を調査したり、川に入って石を動かし、夢中になって川の生き物を採った。
三峰川橋下の三峰川は、きれいな水にすむヒゲナガトビゲラ、ウズムシ、少しきたないところにすむヒラタドロムシなどの生き物がいた。川の中州、岸など場所によっても異なった。
東部中学校1年生の伊藤駿君は「生き物の種類がいっぱいあって驚いた」と話した。
観察会を前に、市役所で水槽に入ったヨシノボリ、イワナ、アカザなど実物を見ながら生態についての説明を受けた。
観察場所はこれまで三峰川、小黒川などだったが、合併したことで三峰川に変更した。