信州縦断キッズスポーツキャラバンが飯島小に
実技指導と講演でスポーツの魅力を伝える
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県教育委員会のスポーツの魅力を伝え、体力・運動機能の向上を図る「信州縦断キッズスポーツキャラバン(スポーツ教室)」が15日、飯島町の飯島小学校であった。町内2小学校を中心に上伊那の小学1、3、5年の児童、園児ら70人余と保護者や保育士、小学校教諭ら大人80人が参加した。
講師は運動保育援助プログラム(柳沢運動プログラム)を開発した松本短期大学幼児保育学科の柳沢秋孝教授。
子どもを対象にした実技では、遊び感覚で四つんばいで歩く「クマさん歩き」、片足を伸ばして歩く「片足クマさん」。両手をついて、ロープを超える運動など、側転に必要な支持力を養った。また、マットや跳び箱、鉄棒を使った演習では「支持」「跳躍」「懸垂」の運動の3要素を実習した。
大人対象の「脳の発達と運動遊び-柳沢運動プログラムの理論」と題した講演では、幼児教育と脳について解説した後、「運動嫌いの子どもを運動好きにしてやるには、一般的運動種目をマスターできるように援助してやることが大切。援助プログラムは今までの幼児教育を基盤にしながら、保育内容を遊び化するという大人側の援助である」とした。
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