月見草、宵闇に明るく
飯島町本郷
飯島町本郷第3の町道や水路沿いで、夕べとなれば、月見草(オオマツヨイグサ)が咲き乱れ、辺りを明るくしている=写真。
近くの会社員、塩沢正治さんが、20年前、中学生の調査で町内では3カ所にしか自生していないことを知り、種を採取し、苗を育て、町路や水路沿いに植え、繁殖させた。今では、数百株に増え、見事に群生している。
花は午後7時過ぎから最初はゆっくりと、最後にはパッと開く。
塩沢さんは「子どものころ、ホタル狩りに行くと、月見草が明るくなるほど咲いていた」と話していた。