新山でハッチョウトンボの観察会
ハッチョウトンボを間近で観察してもらおう竏窒ニ16日、本年3月に遊歩道が整備された伊那市新山の「トンボ楽園」で、ハッチョウトンボの観察会が開かれた。悪天候の中、市内外から多くの人が訪れ、湿原のハッチョウトンボを探した。
遊歩道整備後、初めて開かれた観察会。あいにくの雨となったが、午前中だけでも約100人が訪れた。
今年は発生が遅れたが、現在は最盛期を迎えており、晴れた日はハッチョウトンボだけでなく、さまざまなトンボが見られるため、連日多くの人がカメラなどを持って訪れている。
ハッチョウトンボの体長は約2センチ。初めての人は、一般的なトンボを探す感覚でハッチョウトンボを探すため、1匹目を見つけるまでに苦戦することが多いという。この日初めて訪れた美篶の女性は「テレビなどで見て、一度来てみたいと思っていた。同じ市内でもこんなきれいなところがあることを初めて知った」と話し、小さなハッチョウトンボを探していた。
新山区は今後も、年に1度ほど観察会を開催したいとしている。