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箕輪南宮神社例大祭

箕輪南宮神社例大祭

 箕輪町木下の箕輪南宮神社で16日、例大祭があった。色鮮やかな「鹿(しし)頭」を被った子ども38人が獅子踊りを奉納=写真。集った人たちを楽しませた。
 五穀豊穣にむけ、雨降りを願う神事。鹿踊りは、昔は鹿75頭の頭を神前に奉納していたことに由来しており、町無形文化財でもある。
 神事は、名前に特定の文字を含む集落が天竜川の東側と西側に別れて隔年で行っている。福与、福島地区が担当した今年は、総代らを含め総勢100人が行列をつくった。
 保護者に付き添われた子どもたちは、太鼓の合図に合わせてゆっくりと境内を3周。子どもの晴れ姿をビデオやカメラに収めようとする見物客もいた。
 行列に参加した福与の三澤亜優ちゃん(5)の母・紀子さんは「上の兄弟の時も参加した。鹿頭は子どもにとって重めなので、それをもって歩くのは結構大変だった」と話していた。

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