祇園祭あばれ神輿の打ち壊し
宮田村津島神社祇園祭は15、16日、同神社と周辺商店街で開いた。宵祭りは重さ200キロに及ぶ神輿(みこし)を神社石段から投げ落とす「あばれ神輿の打ち壊し」で最高潮。宮田太鼓、阿波踊りも華を添え、本祭は町2区有志らが長持ち行列で練り歩いた。
5時間ほど練り歩き、午後10時前に神輿が神社前に到着。男衆は最後の力を振り絞り、高さ5メートルほどの石段から神輿を投げ落とした。
簡単には壊れず、何度も何度も繰り返し、踏みつけたり、叩いたりした。
壊れた木片は厄除けになるとされ、350年もの歴史ある祭りは、観客も巻き込んで熱気に満ちた。