伊那市行政改革審議会
「集中行政プラン」策定へ・12月公表
伊那市行政改革審議会が13日夜、市役所であった。市は金融団体代表などでつくる委員15人を委嘱し、会長に中村威夫さん=市議会=、副会長に三澤美津子さん=市女性団体連絡協議会=を選出。合併前の各市町村の取り組みを振り返り、本年度の行政改革の方針について話し合った。
本年は、行政改革大綱「行政経営戦略プラン」へ、具体的な取り組みを住民へ分かりやすく数値や指標を用いて公表する「集中行政プラン」を盛り込むことを定め、策定に向けた主な流れについて確認した。
総務省から「集中改革プラン」の策定と公表をせよとの要請(05年3月29日通知)があり、合併市町村は06年度中の策定が義務付けられた。新市発足の同市は、行政改革大綱の中に同プランを含め、12月中旬の公表を目指す。
あいさつに立った中村会長は「合併効果の実態が明らかにならなければ市民からは認められない。納税者の立場で市民が望む共同の利益とは何かを見出していきたい」とした。
委嘱状を受け取る委員の皆さん