全国大陶器市に20万点がそろう
伊那市の鳩吹公園で23日まで
伊那市の鳩吹公園で23日まで、全国大陶器市振興会主催の第6回伊那全国大陶器市が開かれている。高級美術品から日常食器まで約20万点の焼き物がそろい、初日から夫婦連れなどでにぎわった。
日本には伊万里、備前、信楽、美濃など焼き物の産地が多く、陶器市では各産地の陶磁器を集めて展示即売している。今回は14店舗が出店。業務用にも対応できる。
来場者は皿、茶わん、きゅうす、湯のみ、つぼなどが並ぶ会場をじっくりと回り、目当ての焼き物を買い求めた。価格は100円から。
中には、人間国宝で「白磁の巨匠」と呼ばれる井上萬二の有田焼の花入れ、藤原啓のとっくりとおちょこなどもある。
事務局の小原淳子さんは「大きい器を料理の3点盛りで使うなど食卓を楽しくする人が増えているのでは」と話し「地元にいながら各産地の焼き物と出合える機会」と来場を呼びかけている。
会場の一角では、北海道の海産物を販売している。
時間は午前10時縲恁゚後6時。