みらい塾がカラマツ床に張り替え
伊那市長谷の農家民宿「未来塾」はこのほど、囲炉裏のある居間をカラマツ材の床に張り替えた=写真。木の温かさがじかに伝わる床は、宿泊客などの間で密かな話題を呼んでおり、自宅のリフォームなどにカラマツを使いたいとする声も挙がっているという。
みらい塾は築120年以上の蔵を改築した宿泊場と、囲炉裏(いろり)を囲んだ居間で、地元郷土料理などを提供する農家民宿。昔ながらの温かいもてなしに定評があり、県内外から多くの客が足を運んでいる。
囲炉裏の居間はこれまで、畳、フローリングとなっていたが、増築に合わせて床の張り替えも実施。長野県産のカラマツを使うことにした。
木の温もりがつくる居心地の良さは訪れる客にも好評で、来訪者も増加しているという。
女将の市ノ羽幸子さんは「植物や自然の温かさ、豊かさを感じてもらえれば」と話す。
また、庭では「アンネのバラ」など、季節の花が見ごろを迎えている。