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北小河内中村地区で土石流災害

北小河内中村地区で土石流災害

 箕輪町北小河内中村地区で19日午前3時30分ころ、土石流が発生し、竹の腰グラウンドから中村の集落を通る町道を大木や土砂が号音を響かせて流れ落ち、土砂は県道伊那辰野線と東西線の交差点まで到達して町道をふさいだ。
 18日午後11時35分ころ出水。19日未明に再び出水し、箕輪消防署員、町消防団員、町役場職員が出動。住民の安否確認をしていたところ、水が川のように流れ、続いて土砂が流れ出した。
 消防団員2人が打撲程度のけが、78歳と44歳の住民が気分が悪くなり、4人とも病院に収容された。
 町は発生と同時に、中村地区の住民に北小河内公民館または南箕輪公民館へ避難指示。地区内の女性は、「こんなの初めて。すごい音がして怖かった」と話し、家族と避難所に向かった。80世帯300人が避難。午前5時50分に全員の避難が完了した。
 東西線交差点から集落入り口までの町道11号は、重機やチェーンソーで流木や土砂を片付けたが、住宅から公園までは手のつけようがない状態。被害状況はまとまっていない。

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