続く豪雨被害、宮田村で山林崩落
梅雨前線による集中豪雨被害は、雨が小康状態となった20日も続いた。宮田村では19日夕、駒ケ根高原にもほど近い黒川平で山林斜面が崩落。黒川をせき止め、土砂や水が県道、村道を流れたが、20日も応急処置のみで手がつけられない状態が続いている。
崩落した土石流が直撃した県道駒ケ岳公園線は完全に川と化して、100メートル以上に渡って完全に寸断。夏の行楽シーズンも控えるが、復旧の見通しは立たない。崩落現場からは依然として泥や土砂が流れており、再崩落の懸念もあるため監視を強めている。