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箕輪町松島の天竜川堤防決壊
国が避難住民に対応説明

箕輪町松島の天竜川堤防決壊<br>国が避難住民に対応説明

 箕輪町松島北島の天竜川堤防決壊の応急対策工について、箕輪町と国土交通省天竜川上流河川事務所は21日、松島コミュニティセンターに避難している北島地区の住民に対して工事状況を説明した。
 天竜川上流河川事務所によると、堤内地側への侵食拡大を防止するため20日、2トンから5トンの根固ブロック570個を投入。浸水被害防止のため21日も根固ブロックと約1トンの大型土のうを積む工事を続けている。現在は仮堤防の工事で「元の堤防の高さになった」という。秋以降に本堤防の工事をする予定。
 住民から、「安全管理に問題があったのでは」「北島の堤防は昔から決壊している。本堤防は地元意見を聞いて設計してほしい」「川の流れをまっすぐにしてほしい」「管理、設計技術面などの担当者がそろった説明の場をもってほしい」などの声があった。
 避難住民は14世帯27人。住民は、避難中の自宅周辺の防犯パトロールも要望した。

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