トーマスの山車が完成
中央区有志が伊那まつりを盛り上げる
伊那市の「伊那まつり」市民おどりに登場する中央区連の山車「きかんしゃトーマス」が4日、完成した。
本年は子どもに人気の「きかんしゃトーマス」を選び、模型から図面をひき、7月上旬から毎日、区民有志10人が製作に当たった。
高さ3メートル、長さ5・5メートル、幅2・7メートル。機関車には廃発泡スチロールなどを使い、スプレーで青色に塗った。顔部分は、おがくずにボンドを混ぜて塗装し、立体感を出した。煙突から煙が出る仕掛けや電球を飾り付け、にぎやかにした。当日は子どもが喜ぶ演出もあるという。
設計通りにいかなかったり、意見の食い違いがあったりしたそうだが、お互いにアイデアを出しながら、満足のいく仕上がりに。「山車のコンテストをしてくれたらな」と話していた。
市民おどりは6日午後5時半から、山寺窶柏シ町区間である。中央区連には区民約100人が参加。製作者も踊ったり、山車をひいたり、酒を飲んだりとまつりを楽しむ。