春近大橋に歩行帯を確保
歩行者用の殿島橋の橋脚落下に伴う対応
伊那建設事務所は8月上旬までに、伊那市の春近大橋両側の路肩(歩行帯)を広げる。梅雨前線の影響で、殿島橋(歩行者専用)の橋脚が一部落下したことに伴う対応。
天竜川にかかる春近大橋は、91(平成3)年に建設。殿島橋から200縲・00メートル上流部にある。長さ300メートル、幅員8メートル。
車道を3・3縲・・4メートルを2・75メートルに狭め、路肩60センチを1・25メートルに広げ、橋の両側にそれぞれ歩行帯を確保する。歩行帯をグリーンで塗り、車道と路肩を区別する白線を引き直す。
春近大橋の西側は国道153号とつながり、十字路になっている。信号機があるものの、歩行者用の信号機や横断歩道はない。伊那署によると、新たに設置するという。
殿島橋は春富中学校に通う生徒も使っていたが、橋脚の落下で、市がマイクロバスで移送。春近大橋は交通量が多いことから、通学について検討している。