少年2人が中学男子生徒を恐喝
伊那署は25日早朝、恐喝未遂の疑いで、伊那市内に住む未成年2人を逮捕した。容疑者は同市上牧の無職少年(17)と、土木作業員少年(15)。2人は市内の中学男子生徒(14)に因縁をつけ、現金5万円を要求した疑い。
調べによると、2人は共謀のうえ、24日午後6時30分ごろ、市内の団地で、男子生徒に因縁をつけ、持っていた学生カバンを取り上げるなどして「家まで金を取りに行って来い」「来るまでカバンを預かる」などと脅し、5万円余りを要求した。
自宅に現金を取りに戻った生徒の様子に気がついた家族が届け出をし、警官が付近にいた少年に任意同行を求めた結果、犯行が判明したため逮捕した。