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「さくら丼」を町起しに、レシピを研究

「さくらを咲かす会」

 昨年デビューした飯島町の新しい名物丼「さくら丼」を発展させ、町起しにつなげようと、「さくらを咲かす会(小林馨会長」は25日、12人が参加し、商工会館でレシピ研究会を開いた。高級感のあるコースメニューや定食、テイクアウトなど各店が工夫し、9月14日の試食会に持寄ることを決めた。
 昨年4月、ふるさとCM大賞を獲ったことを機に、12店の賛同を得て誕生した「さくら丼」。同年7月にはグループによるスタンプラリーが始まり、今年6月までに12店を一巡した。参加者の意向調査の中で「同じメニューでは飽きる。バラエティーがあれば」などの意見が多かったことや、会員の中から、発足1年を機に、会の方向性を探り、さくら丼が住民参加で、町起しにつなげるにはどうすべきかという意見も出された。
 これを受け、国交省の地域振興アドバイザー派遣を依頼。7月9日、アドバイザーの地域づくり研究所の伊藤光造さんらを迎え、ワークショップで課題を洗い出した。
 この中で▽グレードの高いメニューや定食、テイクアウトを基本にレシピを研究する▽馬の歴史、馬の食文化など情報収集▽さくら丼のカロリー計算をする-などにまとまった。
 この日のレシピ研究会では、馬刺しをメーンに天ぷら、そば、小鉢などを盛り合わせた「さくら丼ご膳」。ミニ丼とラーメンやそばをセットにしたメニューなどのアイデアが紹介された。
 会では次回(9月14日)、試食品を持ち寄り、町長や議員を招き、試食してもらい、味や献立の研究をする。

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