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伊那市・手良公民館の新事業「太鼓体験講座」開講

地域の小学生ら・ス名人・ス目指して・手良太鼓クラブ地域活、性後継者を

伊那市・手良公民館の新事業「太鼓体験講座」開講

 伊那市の手良公民館の新事業「手良太鼓体験講座」が始まっている。地域活性のため、住民から集めた資金で太鼓を購入した「手良太鼓クラブ」の後継者育成などを目的とした講座。地域の小学生など5人が週1回の講座を楽しんでいる。
 25日夜、公民館の近くにある手良小学校体育館で2回目の講座があった。この日は児童2人とクラブ員らの計9人が集まり、太鼓の製造・指導会社「まつり工房」(同市西春近)の出山敦生さん(24)から指導を受けた。
 受講生らは前回の練習で学んだ、撥(ばち)のたたき方などを振り返り、声の出し方や隣りの太鼓へ移動しながら打つ方法を学習。全4回の講座で、曲目「夏まつり」の演奏の熟達を目指す。
 小学3年生の石倉知輝君、米持咲ちゃん(ともに9歳)は「『ドン』『カッカッ』など、いろんな音が出る太鼓が好き」「指が痛くなったりするけど楽しい」などと感想。「太鼓の名人を目指して練習を頑張りたい」と、共に意気込んでいた。
 手良太鼓クラブは地域活性のため、太鼓など11台を購入し、1990年に住民有志で発足したが「仕事が忙しい」などの理由で、クラブ員は年々減少。城倉宏代表は「体験して楽しさを知ってもらいたい」と地元住民の参加を呼び掛けている。
 太鼓体験講座の参加などに関する問い合わせは、手良公民館(TEL72・2755)へ。

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