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伊那公園に健康歩道が完成

足裏を刺激する5つのゾーン

伊那公園に健康歩道が完成

 伊那市の伊那公園芝生広場に、足裏を刺激する「健康歩道」が完成した。29日に歩き始め式を開き、一般開放。市民の健康づくりにつなげる。
 式には中央区役員、伊那公園桜愛護会員約40人が出席。
 神事に続き、毛利次男区長は「健康のため、大いに利用してほしい」と呼びかけた。
 そのあと、参加者は健康歩道を歩いた。「痛い、痛い」と言いながら「歩き終わったあとに、足裏からぽかぽかしてくる」と話していた。
 健康歩道は幅1・5メートル、長さ1周50メートル。工事費は256万円(宝くじ補助金含む)。
 約3万個の石を大きさによって使い分け、足裏への刺激を変えた5つのゾーンを設けた。足裏を指圧することで、血液の循環がよくなるという。だれでも自由に使うことができる。
 健康歩道の建設は、文化交流のあった台湾省南投県魚池郷の高齢者グループ一行を訪ねた際、寺院で見かけたことがきっかけ。工事中、桜愛護会員も石を敷き詰める作業に当たった。

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