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はなまる地域探検隊・木曽を訪問

巨大望遠鏡に目輝かせ

はなまる地域探検隊・木曽を訪問

 伊那市の小中学生を対象に体験活動の場を提供する事業「はなまる地域探検隊」(伊藤元郎代表)は29日、学習の場を木曽へ移して活動展開した。権兵衛トンネルを抜け、木曽町ある天体観測所や考古資料館などを見学。隊員たちは他地域で経験する初めての体験に胸を踊らせた。
 児童、生徒計80人が夏休みを利用して集まり、マイクロバスで木曽へ向かった。探検隊は3年前、工事中のトンネルを見ているため、子どもたちは今回の木曽訪問に格別の思いで参加した。
 東京大学木曽観測所では、口径105センチシュミット望遠鏡を見た。観測所関係者が望遠鏡について説明、星を追うデモンストレーションを披露。子どもたちは目を輝かせ、メモを取りながら、熱心に話を聞いた。
 関係者によると同望遠鏡は、広い視野でボケの無い像が撮影可能、世界でも4番目の大きさの口径。小沢昌弘君(伊那東小4年)は「落ちてきそう」と、そのサイズに驚いた様子だった。
 そのほか、観測所の近くにある名古屋大学の太陽風を観測する電波望遠鏡や、開田高原でのびのびと木曽馬が暮す「木曽馬の里」なども見学し、見聞を広げた。

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