中川村議選告示、12人が届出、選挙選へ
2人オーバー
任期満了に伴う中川村議会議員選挙は1日告示され、定数10に対し、2人オーバーの12人が届け出た。投票は6日で即日開票される。
立候補の届出は午前8時30分からで、定刻前には12派がそろい、受け付けを待った。くじ引きで届出順が決められ、1番くじを引いた候補者から届出を済ませ、12人の審査が終了したのは9時20分。届出順が後半になった陣営では他候補の遊説の声を背に「まだか、まだか」とやきもき。選挙七つ道具の到着を待ち、ようやく「第1声」を挙げ、炎暑の村内に繰り出した。
定数が16から10に削減されて初めての選挙。200余票の南田島には現職2人、新人1人による三つ巴の激しい票の争奪戦、空白地帯の北部地区への展開がカギ。200票足らずの柏原、美里の両地区にも新人、現職がそれぞれ立候補し、厳しい戦いを強いられている。旧村単位では片桐地区が有権者数は80人余多いが、立候補者数は5人と大草地区に比べ2人少ない。党派別では共産党2人、ほかは無所属、女性候補は現職2人。