大芝高原まつり(26日)予定通り実施
会場に義援金箱を設置
南箕輪村の大芝高原まつり実行委員会は2日、緊急の代表者会議を村役場で開き、26日の第21回大芝高原まつりを予定通り実施することを全員一致で決めた。祭り当日、会場に義援金箱を設置し、豪雨被害のあった近隣市町村に義援金を送る。
上伊那では、7月の豪雨による災害で箕輪町と伊那市が祭りを中止した。
実行委員長の唐木一直村長は、「近隣への配慮もしないといけない」とした上で、村の被害は最小限だったこと、祭り開催時期がお盆過ぎで間があることを挙げ、「実施してまいりたい」と考えを示した。
村長あてに小学生から開催してほしい旨の手紙が多数届き、村長や役場産業課にも開催を望む声が多く届いている。
1団体では開催と中止が半々の意見があったほかは、「ぜひ開催してほしい」「こんなときだからこそ元気を出せるようにやったほうがいい」などの意見で、全員一致で開催を決め、義援金箱の設置も賛成した。