宮田村商工会、村外からの加入希望も弾力的受け入れへ
宮田村商工会は、村外からでも加入希望があれば、条件付きながら特別会員として弾力的に受け入れていく方針を固めた。加入には理事会で承認されることが大前提だが、前林善一会長は「我々の事業に魅力を感じ、共鳴してくれる地区外の企業もある。受け入れてくことは、自立を進める会の増強にもつながる」と説明する。
正会員の資格は、村内で事業を行っていることと規定。が、特別会員枠を以前から設けてあり、制約はあるが賛同者であれば理事会の承認を経て加入することは可能だ。
ただ、村外に目を向けた制度ではないため、今後の理事会で制約面などの条件整備を煮詰めていく方針。
同商工会は、市町村合併に先駆けて自立を打ち出し、生き残りもかけて多彩な事業を展開。
その積極的な活動に着眼する村外企業もあり、非公式ながら複数の問い合わせもあるという。
先日開いた理事会では、そのような動きにも対応していこうと、弾力的に受け入れていく方向で確認した。